2013.10.04
知り合いのノートPCが不調らしい。
最近のノートはリカバリ用のCDが付属せず HDD内のリカバリ領域にOSのリカバリデータが置いてある。
全く迷惑な構成だ。
HDDが壊れた時はにっちもさっちもいかなくなる。
ディスクがあればHDDの交換で済むものを リカバリ領域におかれたら リカバリできないじゃないか・・・
今回はOSがvistaということで OSは惜しくないけど 住所録等のデータを拾い出したいらしい。
それなら 立ち上がらないwindowsをごちゃごちゃいじって 話をこじらすよりも USBやCDから別のOSをたちあげ
ピンポイントで引っこ抜く方がよさそうです。
そういう時に役に立つのが Ubuntuという変わった名前のLinux(unix)系のOS。
CDドライブがついてないノートが多いので UbuntuをUSBメモリーに入れて立ち上げることにしました。
最近はUSBメモリーも安くなったもので 8Gが2000円以下の値段で売っている。ありがたいことです。
Ubuntu用に1G どうしても確保したいデータ用に6G位あれば USBメモリー1本で十分。
(BIOSの設定を変更して USBから立ち上がるようにしておかねばならない当然ですよ。)
Ubuntuのインストールですが 通常のインストールではなく インストール後のディスクイメージをISOイメージとして直接焼きこむ必要がある。
(ファイル転送なんかじゃだめですから ご注意を)
win7では ISOイメージをCDに焼くことはできるが USBには焼けないらしい。
そこで 便利なソフトUNetbootinの登場。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20090907_312720.html
英語版のOSであれば ダウンロードするのはUNetbootinだけでOK。
(ディスクトリビューションから)
日本語のOSなら あらかじめ日本語化したUbuntuのISOイメージもダウンロードしておく必要がある。
(ディスクイメージで ISOイメージファイル名を入れて実行)
とりあえず 知っておいて損はないが 大切なデータは日ごろからバックアップはとるようにしておきましょうね。
ちなみに Wikipediaによると ”ディストリビューション名のUbuntuは、南アフリカのズールー語の言葉で「他者への思いやり」などの意味をもっている。”ということらしいです。